モンテカルロ法は資金の負担が少なく、最終的に収益を残しやすい賭け方です。
モナコ公国の「モンテカルロ」地区にあるカジノが、モンテカルロ法を使ったプレイヤーに破産に追い込まれたという逸話から名付けられました。
配当が2倍や3倍のゲームで有効なので、ルーレット・バカラ・ブラックジャックなどで使えます。
欲しい稼ぎ(目標勝利金額)によって賭け金額を調整できるので、初心者から上級者まで幅広く使える方法です。
モンテカルロ法の手順
紙とペンを用意し、数字を書いていきます。数字の単位は「ユニット」です。例えば1ユニット1ドルなら「1,2,3」、2ドルなら「2,4,6」、10ドルなら「10、20、30」となります。
step
11,2,3の両端数字を足す
まず「1,2,3」の数列を書きます。両端の数字「1,3」を足した「4」が最初のベット金額です。
step
2負けたらベット金額を右端に追加する
もし負けたら、先ほどのベット金額「4」を右端に追加します。そして両端の数字「1,4」を足した「5」が次の賭け金額です。
step
3勝ったら両端の数字を消す
勝ったら両端の「1,4」を消します。残った「2,3」を足した「5」が次のベット金額です。
step
4数字がなくなるまたは1つだけ残ったら終了
次も勝ったら「2,3」を消します。すると数字がなくなり、この時点でモンテカルロ法は終了です。またステップ1に戻ります。
世界のヨコサワさんの動画解説
ポーカーの獲得賞金ランキングで世界一になったプロギャンブラー「世界のヨコサワ」さんは、モンテカルロ法で72万円勝ちました。
解説メモ
- 必勝法ではないがかなり負けにくい
- 勝率61%(86ゲームで53勝)
- ギャンブルの楽しみはそのまま(賭け金額を変えてベット)
- カジノで堂々とメモしながらやってOK(出禁にはならない)
負けにくく楽しめるので、おすすめのベッティングシステムとのことでした。
ベットシミュレーションと損切り
1回の勝ちですべての負けを取り戻せる「マーチンゲール法」と、10連敗した時のベット金額(ドル)を比べてみます。
10連敗する確率は約0.1%なので、起こる確率は低いですがあり得る状況です。
連敗回数 | モンテカルロ法 | マーチンゲール法 |
---|---|---|
1 | 4 | 1 |
2 | 5 | 2 |
3 | 6 | 4 |
4 | 7 | 8 |
5 | 8 | 16 |
6 | 9 | 32 |
7 | 10 | 64 |
8 | 11 | 128 |
9 | 12 | 256 |
10 | 13 | 512 |
モンテカルロ法で1ユニット1ドルなら、10連敗しても賭け金額は1,500円程度で済みます。もはや損切りというリスクヘッジも不要なくらい、小額でゲームを続けられます!
また世界のヨコサワさんが算出した、プレイ回数と破産確率です。
プレイ回数と破産確率
- 100回:8.16%
- 1,000回:61.44%
- 10,000回:98.30%
100プレイなら、資金がなくなるリスクはわずか10%未満です。積極的に勝ちにいきましょう!
使えるゲームと遊べるカジノ
モンテカルロ法は配当が2倍・3倍のゲームに有効なので、ルーレット・バカラ・ブラックジャックなどで使えます。
有効なゲーム
- ルーレット
赤黒、奇数偶数、前半後半、カラムとダズン - バカラ
引き分け以外 - ブラックジャック
基本配当が対象
ブラックジャックは「21」勝ちで配当が1.5倍になったり、基本戦略(ベーシックストラテジー)で勝率を上げることができます。そのため、ルーレットとバカラよりは適合率が下がるかも知れません。
ルーレット・バカラ・ブラックジャックはどのカジノでも遊べるので、ランキング・無料プレイ付き、入出金方法や限度額から選んでみてくださいね。