ブラックジャックは、ディーラーとカード(トランプ)の合計値を競うゲームです。
合計値が「21」または「21に近い方」が勝ちで、21はブラックジャック(BJ)またはナチュラル21と呼ばれる最高手です。
また合計値が「22」以上になるとバーストと呼ばれ、その時点で負けです。ディーラーとプレイヤー両方がバーストした時は、ディーラーの勝ちです。
ディーラーはプレイヤーの後にカードを引くので、後出しじゃんけん要素があって有利です。そのためゲームの公平性を保つために、ディーラーには2つの特別ルールがあります。
ディーラーの特別ルール
- 合計値が「16」以下なら、「17」以上になるまでカードを引き続ける
- 合計値が「17」以上なら、もうカードは引かない
そのためまずは17以上を目指すことが、勝つための最初の目標になります。
ハンド(役)の作り方
ブラックジャックでは、ジョーカーを除いた52枚のトランプを使います。52枚1セットを1デッキ(Deck)と呼び、リアルカジノは6デッキ、オンラインカジノは8デッキが一般的です。
カードの合計数字でハンド(役)が決まります。
A(エース)は「1」または「11」になります。
10、J、Q、Kは「10」になります。
2から9はそのまま「数字」になります。
Aは1にも11にもなるので一番強いカードです。「10」が出る確率は約30%(12/52)と一番高いので、Aが手札にあれば積極的にブラックジャックを狙いましょう。
勝敗と配当倍率
結果と賭け金に対してもらえる配当倍率です。
配当倍率
- 勝ち:1倍
- 勝ち(21=ブラックジャック):1.5倍
- 負け:賭け金を没収
- 引き分け:賭け金を返金
例えば賭け金額100ドルで勝った場合、1倍の配当と賭け金の合計200ドルが払い戻され、利益は100ドルになります。
「ブラックジャックは勝ちやすい」と言われる理由は、ブラックジャックの時に1.5倍の配当がもらえるからです。そのため、ブラックジャックの確率を上げてその時にいかにたくさん賭けるかがポイントになります。
ゲームの流れ
- テーブルにチップ(賭け金)を置く。
- ディーラーとプレイヤー(自分)に2枚ずつカードが配られる。
- ディーラーのカードが1枚だけ公開される(オープンカード)。
- ディーラーの合計値を予想して、追加でカードを引くか決める。
- プレイヤーは自分の手(合計値)を確定する。
- ディーラーの伏せられていたカードが公開される。
- 合計値が「21」に近い方が勝ち。
まとめ
ブラックジャックのルールはシンプルですが、ディーラーと自分の手札状況によって最適な次の一手が変わります。
この最適な一手を表すものはベーシックストラテジー(基本戦略)と呼ばれています。こちらに表をまとめたので参考ください。
(参考)ベーシックストラテジーの表
まずはこのベーシックストラテジーに沿って、ゲームを進めることで勝率を上げることができます。初めは覚えることが多そうに感じるかも知れませんが、プレイするうちに慣れるので焦らず学びましょう。